「なんだか写真が暗い」
「見た目では明るいのに、撮ると暗くなる」
一眼カメラ初心者がほぼ必ず通る壁がこの問題です。
安心してください。
写真が暗くなるのはセンスの問題ではなく、
カメラの仕組みを知らないだけです。
この記事では
- 写真が暗くなる本当の原因
- 初心者がやりがちな勘違い
- 明るく撮るための正しい考え方
を、設定に振り回されない形で解説します。
結論:写真が暗い原因は「光を集めきれていない」だけ
写真が暗くなる理由は、とてもシンプルです。
👉 カメラに入る光が足りていない
それだけ。
カメラは
- 見た目の明るさ
ではなく - 実際に取り込めた光の量
で明るさを判断しています。
人の目はとても優秀なので、
「明るく見えている=撮れる」
と勘違いしやすいのです。
写真が暗くなる主な原因3つ
① シャッター速度が速すぎる
ブレを恐れて
シャッター速度を速くしすぎると、
光を取り込む時間が足りなくなります。
特に室内では
- 1/250
- 1/500
などは暗くなりがち。
まずは
1/60秒以上を目安に、必要以上に速くしていないか
を確認しましょう。
② 絞り(F値)が絞られすぎている
F値が大きい(F8、F11など)ほど
レンズから入る光は少なくなります。
初心者がやりがちなのが
「とりあえずF8にしておく」こと。
室内や日陰では
- F2.8〜F4
を基準にすると、
一気に明るくなります。
③ ISOを上げるのを怖がっている
「ISOを上げると画質が悪くなる」
これは半分正解で、半分間違いです。
最近のカメラでは
- ISO1600
- ISO3200
は十分実用範囲。
暗いまま撮るより、
少しノイズがあっても明るい写真の方が正解です。
初心者がやりがちな間違った対処法
❌ モニターの明るさを上げる
これは写真が明るくなったように見えるだけで、
実際のデータは暗いままです。
パソコンやスマホで見返したときに
「暗い…」となります。
❌ フラッシュに頼る
内蔵フラッシュは
- 不自然な影
- テカリ
- 背景が真っ暗
になりやすく、初心者には扱いが難しいです。
まずは
自然光をどう使うか
を考えましょう。
明るく撮るための正しい考え方
① 設定の前に「場所」を変える
最優先なのはこれです。
- 窓に近づく
- 明るい方向を向く
- 時間帯を変える
設定をいじるより、
明るい場所に移動する方が効果は大きいです。
② 明るさの優先順位を決める
初心者は、次の順で考えてください。
- ブレないシャッター速度
- 絞りを開く
- ISOで補う
この順番を守るだけで、
暗すぎる写真は激減します。
③ 明るさは「あとから調整できる」
RAWで撮影していなくても、
多少の明るさは後から補正できます。
ただし
暗すぎる写真は復活できません。
「少し明るいかな?」
くらいがちょうどいいです。
初心者向け・暗くならない基本設定例
迷ったら、まずはこの設定を基準にしてください。
- モード:A(絞り優先)
- 絞り:F3.5前後
- ISO:オート(上限1600〜3200)
- 露出補正:+0.3〜+1.0
- シャッター速度:1/60秒以上
特に
露出補正をプラスにする
これは初心者にとって非常に効果的です。
明るさを制する人が、写真を制する
写真が暗いと
- 構図
- ピント
- 雰囲気
すべてが台無しになります。
逆に、
明るさが安定すると
写真は一気に「それっぽく」なります。
構図に迷ったときの実践トレーニング方法
構図は知識として理解しても、
実際に撮ると「これで合っているのか分からない」と感じやすい部分です。
そんなときは、次の方法を試してみてください。
まず、同じ被写体を立ち位置だけ変えて3枚撮ること。
- 一歩前に出る
- 少し横にずれる
- しゃがむ or 目線を変える
これだけで、写真の印象が大きく変わることに気づきます。
次に、ファインダーやモニターの四隅を見るクセをつけましょう。
四隅に余計な物が入っていないか確認するだけで、
写真は一気に整理された印象になります。
構図は「正解を当てるもの」ではなく、
一番伝わりやすい形を選ぶ作業です。
最初は迷って当然なので、撮り比べながら感覚を身につけていきましょう。
まとめ|暗さは失敗ではなく「調整ポイント」
写真が暗くなるのは
失敗ではありません。
- 光を読む
- 設定を少し調整する
- 明るさを怖がらない
これを意識するだけで、
写真は確実にレベルアップします。
次の記事では
👉 「写真がザラつく(ノイズが出る)原因と対処法」
を解説します。
ISOを使いこなせるようになりますよ。

